造形美の構成要素(統一、変化、調和、支配性)
構成要素をまとまった形に調和させることを統一(ユニティ)といい、調和(ハーモニー)には類似(シミラリティ)と対照(コントラスト)があります。統一で感じる堅苦しさが、ほどよい変化(バラエティ)によって和らげられます。そして支配性(ドミナンス)造形において統一をはかるとき、ある要素が支配的役割を持つことです。
造形美の構成要素(比例)
部分と部分、あるいは全体と部分の比が好ましいとき、その形は美しくなります。これを比例(プロポーション)といいます。比例の代表的なものは以下のものです。
(1)黄金比:1対1.618の比を黄金比といいます。安定した造形美を作り出します。
(2)ルート長方形:短辺を1としたとき、長辺がルート2、ルート3、ルート4になる長方形です。
(3)整数比:1対3、5対7などで構成された比です。
(4)級数比:等差級数や等比級数などによる比例です。
造形美の構成要素(律動、装飾、模様)
一定の形や造形要素が、規則的に配列されることにより、動的で活気ある表情を生み、美的効果が高まる効果を律動(リズム)といいます。反復(リピート)と漸増(グラデーション)があります。装飾や模様は自然を材料んした形や幾何学的な図形などを基にして古くから考えられてきました。伝統的な模様は「麻の葉」「七宝」「青海波」「かご目」「アカンサス模様」「オジーアーチ」「アラベスク」などがあります。