室内の換気について
室内の換気は、空気を綺麗に保つことにとって大切な要素です。換気には自然換気と強制換気があり、自然換気は風力換気(風による圧力さを利用)と重力換気(室内外の温度差による換気)があります。強制換気は送風機を使用する、いわゆる機械換気設備です。換気回数は、室の1時間当たりの換気量を室容量で除した値です。数式に表わすと換気回数(回/h)=毎時の換気量(立方メートル/h)/室容積(立方メートル)となります。
設備構成について
設備を構成しているものは以下のようなものがあります。
(1)システムキッチン:継ぎ目のないワークトップが特徴で、どのような形にも対応可能なユニット構成を持っています。
(2)洗面化粧台:洗面と化粧、そして収納に対応してユニット化されたもので、単品型、ユニット型、システム型に大別されます。
(3)浴室ユニット:洗い場、浴槽、壁、天井、給排水設備換気扇、照明器具まで組み込まれる一体型のものと、洗い場と浴槽、腰壁までのハーフユニット型があります。
(4)複合サニタリーユニット:浴室、洗面湿、トイレを一室として組み込んだスリーインワンと呼ばれるものです。
給湯設備について
給湯方式には、局所式(給湯する場所に湯沸し器を設置し、個別に給湯する方式)と、中央式(機械室などにボイラーなどの加熱機器を設置して給湯する場所にそれぞれ湯を送る方式)があります。瞬間湯沸し器には元止め式(瞬間湯沸し器のスイッチにより開閉する方式)、先止め式(2~3ヶ所のそれぞれの給湯栓(蛇口)の開閉によって止める方式)があります。給湯温度は一般的に60度程度の湯と水を混合して適当な温度にします。
排水設備について
排水は、汚水、雑排水、雨水および特殊排水(工業廃液など)があります。排水方式には合流式と分流式があります。排水管には、配管用炭素鋼鋼管(SGP)を使用するが、硬質塩化ビニル管も使用します。雨水排水管と汚水排水管は分けて使います。排水立管、排水横管とも、排水の下流方向の管系は小さくしてはいけません。適切な位置に点検、清掃のための掃除口を設けましょう。
空調暖房設備について
空調とは室内空気の温度、湿度、清浄度、気流分布などをその室の使用目的に適した状態に調整することです。空調方式には単一ダクト方式、二重ダクト方式、マルチゾーンユニット方式、ファインコイルユニット方式、ヒートポンプ方式などがあります。空調暖房設備において特に有効なのが床暖房です。床暖房は室内の温度分布がよく、人体に対する快適度が高いのが特徴です。他にはソーラーシステムを利用した空調システムなどがあり、建築の種類によって最も効果的な空調設備を取り入れましょう。
電気設備について
電気設備に使用できる電気電圧の種別には低圧、高圧、特別高圧があります。電気設備には受変電設備が必要不可欠です。受変電設備は低圧受電方式(電力会社の低圧配線電線路により、直接住宅などに電気を取り入れる方式)、高圧受電方式(電力会社より送電される高圧の電気を建物内に設けた変圧器などにより電圧を下げる方式)の2方式があります。
消費者関連法規について
消費者保護基本法を受けて、消費者保護のための法令や施策が次々と制定されました。その中で特に関連の深いものは、割賦販売法、訪問販売法、独占禁止法、景品表示法、消費生活用製品安全法、電気用品安全法、製造物責任法(PL法)、家庭用品品質表示法、工業標準化法などがあります。
インテリア図面の種類とは
インテリア図面の種類は以下のようなものがあります。
(1)平面図:図面の中で最も基本となるもので、住宅の各階の間取り、構造をはじめ、建具、家具、機器の配置や寸法なども記されます。
(2)展開図:住宅各室における室内の4つの壁面を時計まわり描いた図面です。
(3)天井伏図:室内より天井を見上げ、その形状や仕上げを上から見透した平面図のように記した図面です。
(4)仕上げ表:建物各室ごとの下地や仕上げ材を床、壁、天井に分けて表わしたものです。
(5)建具表:建具の形状や寸法、仕上げや金物などをまとめたものです。
(6)三面図:家具を三面図(平面図、正面図、側面図)を用いて表現します。
(7)矩計図:建築物の基準高さ、各部の構造、部材寸法、材料、仕上げなどを詳細に表わします。
(8)設備図:設備についての詳細な図面です。プランの提案時に有効です。
軸測投影図とは
軸測投影図は、図学上平行投影法に属しますが、透視図(中心投影法)と比べるとかなり簡単に作図できます。なかでもアイソメ(等角投影法)とアクソメ(不等角投影法)は、遠近感は出せないものの室内の構成が一目で分かるため、マンションの間取り図やキッチンのレイアウト図などを表現するには最適の方法です。
プレゼンテーションボードの導入
プレゼンテーションボードは、住宅計画においては顧客に対して設計内容、使用などを分かりやすく説明し、了解を得ながら進めていかなくてはいけません。そのためには設計図書とは別に図面を簡略化して見やすく表現したり、パースや模型を使って立体感や色彩、素材感を表現したりすることで具体的なビジュアルイメージを伝えることができます。
カーテンがイメージを決める
部屋に占める面積が大きいため、カーテンはインテリアのイメージを決定しましょう。黒いカーテンを使う場合は特に注意するべき。なぜなら、黒はモダンで洗練された雰囲気を高めるが広い面積に使用すると圧迫感が出るからです。せめてレース素材等で透明感を演出したい。
ディスプレイを置くと
ディスプレイをアピールするために、まとめて置きましょう。どんなにすばらしいものでも部屋のあちこちにあると視線が定まらないからです。結局、落ち着きのない空間となります。
アイテムや形が異なったとしても、テーマカラーを統一しておけばまとまりが出ます。
収納と光の関係
部屋を見渡したときに収納が目に付きすぎると、くつろぎ感がダウンします。造りつけ収納にクリア素材の脚を付けて床を広く見せ、さらに間接照明を組み合わせ、収納だらけというイメージをカバーしたい。
ガラス張りの壁は、光を取り込む役目があります。
好きなインテリアは?
インテリアに興味のある人は、漠然と素敵な部屋にしたいと思っているだろう。それぞれの人がイメージするものは違って当然である。同じ素敵でも千差万別。自分がイメージする素敵なインテリアとはどういうものなのかを洗い出そう。自分でも説明しやすいように具体化していこう。
まとめすぎは息苦しい
好きなインテリアにしたいがため、完璧を狙い過ぎると失敗することがあります。ナチュラル路線でどこもベージュと同じ木材では単調になり、ぼやけてしまい、民家風の好みでダークな色調でまとめすぎると暗くなります。まとめすぎは、ひとつの印象が強く表面に出て息苦しくなるので注意しましょう。
インテリアの奥義
インテリアづくりの奥義は、メインになる要素を7割前後にし、3割程度は外すこと。心地よくセンスよく仕上がります。7割程度をそろえることで、まとまりを出し、残りの別要素でアクセントをつけましょう。メインの要素が9割を超えると、アクセントが目に付かなくなり、一方、両方の差が少なすぎるとまとまりがなくなるので、注意が必要です。
メイン素材に対してどんなアクセントを合わせるかは、また別の問題です。
インテリアセンスにもったいないは禁物
インテリアのセンスを上げるには、統一が欠かせません。素材や色調、スタイル、雰囲気が統一されているからこそ素敵な仕上がりを期待できます。家具類は、長く使えるものなので、「もったいない」気がしますが、これを処分しないと、部屋のセンスが落ちてしまいます。
インテリアに合わない家具の処分
内装やインテリアに手を入れて整えたにもかかわらず、家具の雰囲気が違います。統一を乱すものは、厳しく排除しましょう。思い切って捨てる、リサイクルショップへ出す、リメイクする、など。自分に合った方法を見つけたいところ。買換えの際にも、妥協はせず、見つかるまで探し続けましょう。
インテリアを揃える順序
インテリアに特別な素材やデザインを選ぶと、数年後に入手できなくなることがあります。揃える順序をよく考えましょう。イタリアンデザインで揃えていくなら、まず、イス2脚と食卓テーブル。次にソファ、センターテーブルとイスの買い足し。最後に、パーソナルソファと収納。とすれば、買い足しのイスのデザインが変わってもそれなりになじんでくるはずです。もし、同じものにこだわりたいなら、名作家具がいいでしょう。
全体の統一
インテリアを素敵に仕上げるとして、やりすぎると、装飾過剰になり、しつこい面が表れます。こまかなところに神経を使いすぎるのではなく、全体的な統一を意識して、多少あっさりとしておく方がいいです。物足りない部分は、ファブリックや絵画で補えます。